人に質問されたときに回答する返事が回りくどい表現だと指摘されます。これを何とかしたいです。

2021年6月25日

Q:　人に質問されたときに回答する返事が回りくどい表現だと指摘されます。
回りくどいとは例えばどういったことを言うのでしょうか？
回りくどい話し方を改善するために心がけるとよいことを知りたいです。

A: 　「朝ごはんは何を食べましたか？」と質問された時、あなたは何と答えますか？質問に対してはまずイエスなのかノーなのか答えるようにしましょう。長い説明から入ると質問者にストレスを与えることもありますので要注意ですよ！

回りくどい答え方

以前、こう訊ねた時にこんな回答をした方がいらっしゃいました。

「朝ごはん？昨夜から鮭を焼こうと思って、味噌汁のだしもとっていたんだけど、寝坊しちゃったんですよ。しかも子どもと朝、喧嘩してしまって・・・。そうこうしているうちに時間がなくなってしまって・・・・結局、バナナと牛乳で済ませちゃったんです。」

これが回りくどい返事の例ですね。

質問は「朝ごはんを何食べたか？」ですから、

「バナナと牛乳」というのがスッキリとした回答です。

もし、何かを付け加えたい場合は

まず「バナナと牛乳」と答えた後で、

「実はね・・・・」とエピソードを付け加えると良いでしょう。

質問者は質問に対する答えを求めているのです。

質問に対して答えがすぐに返ってこないと、人はストレスを感じやすいと言われています。

相手にストレスを与えないためにも、まずはストレートに回答を伝えましょう。

この場合、子どもと喧嘩した話などは質問者には関係のない話ですね。

「質問」に対してはまず「回答」を！

これが回りくどくない伝え方です。

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