あがり症です。 人前に出るとどうしても緊張して上手く話せません。どうしたら話せるようになりますか?
2021年7月6日
Q :あがり症です。 人前に出るとどうしても緊張して上手く話せません。どうしたら話せるようになりますか?
A :人前に出るとあがってしまって上手く話せないとお悩みなのですね。こうしたお悩み、すごーく多いんですよ。実はね、私もいまだに大きな仕事、初めての仕事の時は緊張するんです。
緊張は「自己防衛本能だ」と言われています。
集団を前にすると誰もが恐怖心から自分を守ろうとしてドキドキしてしまうそうです。
プロだって緊張するんですから、まずは「自分だけじゃないんだ」と思ってください。
その上で、人前でのあがりをどう改善していくか?
「3つの心の準備」をお伝えしますね。
《心の準備》
心の準備〜その①
*見た目から整えよ!
例えば、真新しいスーツや着物を着る時ってシャキッとしませんか?
自然と動作やしぐさ、佇まいまでもパリッとしてきますよね。
そう、まずは話す際の服装、髪型など見た目からパリッと整えることで
「できる自分」のイメージを作っていきましょう!
人の心と外形は連動すると言われていますから、「できる自分」を繰り返し作り上げていくことで
自然と気持ちも落ち着いてくるはずです。
心の準備〜その②
*腹式呼吸を5分!気持ちを落ち着ける!
腹式呼吸を5分以上続けるとセロトニンというホルモンが脳から分泌されるそうです。
セロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれるものの1つで、副交換神経を整える働きがあるそうです。
ストレスをなくす心呼吸」高田明和(浜松医科大学名誉教授)より
本番前に5分以上、ゆっくりお腹を使った腹式呼吸(鼻から息を吸って〜、口から吐いて〜を繰り返す)をすることで気持ちが落ち着いてくるはずです。
心の準備〜その③
完璧じゃなくていい。いつもより10%増しで!
先日、あがり症を克服してラジオ局のアナウンサーになった方から教わったことです。
「自分はエリートじゃない。完璧じゃない。でもいつもより10%増しの笑顔で頑張ったらアナウンサーとして何とかやってくることができたのだ」
〜と。
「いつもの自分より10%増」
・・・・あがり症を克服した方からの素敵な言葉ですね。
頑張りすぎなくて大丈夫ってことです!
世界的プレーヤーのイチロー選手だって3割超の打率。
10回打席に入って打てたのは3回。7回は打てなかったのですから。
3つの心の準備を実践してみてご自分に「大丈夫!」と言い聞かせてくださいね。
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