短時間、30秒で言いたいことをまとめよう
2019年11月29日
30秒で自己PR
先日、某企業主催のミス・ミセスコンテストの司会を担当しました。
ウォーキングなどの審査の他に、内面の輝きを引き出そうということで
「30秒で自己PR」という項目がありました。
これ、企業の採用面接などでもよくありますね。
事前に「30秒」と設定されているので
ファイナリストの方々は十分練習した上で臨んでいましたが、
それでも長〜く話したり、30秒で要点をまとめられなかったり、
雑談のような内容で終わったり~
様々でした。
最終的にグランプリに輝いた方は外見の美しさに加えて、
この「30秒PR」を見事に成功した方でした!
TVコメンテーターの短時間でまとめる力
TV番組のコメンテータも
「短時間で話をまとめる力」が要求されます。
いろんな番組で引っ張りだこのコメンテーターは、
ご自身の専門性に加えて、この「コメントを短くまとめる力」に
長けている方が多いですね。
それに比べて、政治家の討論番組はどうでしょうか???
長い方が多いですよね~(笑)
「長くて何が悪いんだ!!!」
~とベテラン議員からはお叱りを受けそうですが・・・
短時間で話すことが大切なのには訳があるのです。
・・・・・
「人間の短期記憶における記憶力は15秒を過ぎたあたりから急激に減少する」
(byブラウン・ピーターソンのパラダイム)
のだそうです。
・・・・・
せっかく演説するのであればちゃんと有権者に理解してもらいたいですよね。
そんな時、この「短くまとめる力」を養えば、他の議員、政治家にちょっと差をつけられる
~というわけです!
2つの話し方、どっちがわかりやすい?
【Aパターン】
「先生、先週金曜日にTV局から来ていたTV出演依頼書とアンケートですが、その後
何度か電話がございまして、早めに提出してほしい』とのことです。
お忙しいとは存じますが、なるべく早くにお目通しいただけないでしょうか?」
「実は、このアンケートですが、出演時の必須条件のようでして、アンケートの提出が遅れますと
TV出演そのものが白紙となってしまうようなのです。
本日の18時までに回答しなかった場合は、残念ながら、今回の出演は見合わせとなるそうです。
いかがなさいますか?先生がNGだった場合は、若手の他の議員が代わりに出演となるそうです。」
・・・・・
~と、よくある説明の仕方ではありますが、このように時系列で事実関係を
述べるだけですと、相手は要点をつかみにくのですね。
こんな場合は、
1.最初に要点をまとめ、
2.短い文章でたたみかけるように伝える、
といいですね。
例えば、こんな感じ~。
・・・・・
【Bパターン】
「先生、TV局人気番組から出演依頼の件です。
明朝のオンエアです。出演者は今日の18時までにこの質問事項に回答する必要があります。
間に合わなかった場合は出演取りやめとなり、他の若手議員が代わりに出演するそうです!」
・・・
Aパターンですと、私の話すテンポで約50秒。
Bパターンですと、20秒で済みます。
最初の一文、コメントで
「自分は何を伝えたいのか」
「相手に何をしてほしいのか」
をわかるようにすることがポイントですよ。
ぜひお試しください。
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