元総理夫人から学んだ 【3秒で相手の心をつかむ話し方】
2019年12月19日
演説で有権者の心をつかみたい!?
先日、政治家を目指して活動していらっしゃる方から
こんな質問をいただきました。
「どうしたら演説で有権者の心をつかむことができるでしょうか」~と。
そこで今日は、細川佳代子元総理夫人が実践していたコツをご紹介しましょう。
ファーストレディが実践していたのは?
2014年、細川元総理が都知事選出馬した時のこと。
私は細川陣営事務所で手伝いをしていました。
そこへ出張から戻ったばかりの元総理夫人が登場。
夫人は到着するやいなや、事務所のボランティアスタッフ、
各テーブルをそれはそれは丁寧に回り、
一人一人に「細川の家内でございます。
今日はお寒い中ボランティアに来て下さって、本当にありがとうございます。」
と挨拶を始めました。
ボランティアの方々はそこで初めて顔を合わせた人も多く、
もくもくとポスターに印紙を貼ったり、
チラシを三つ折りにしたりしていました。
ところが佳代子夫人が声をかけるごとに、
皆の表情がやわらぎ、笑顔になって、対話が生まれたのです。
時間にしてわずか2~3秒!
まさに「心をつかんだ」瞬間でした!!
私は佳代子夫人が代表を務めるNPO法人で夫人の秘書をしていましたが、
選挙活動の時の「政治家の妻」としての姿を見たのはこれが初めてでした。
(細川佳代子さんと阿部)
さすが!
と改めて私も惹きつけられました。
心の距離を縮め、心をつかむには
さて、相手との心の距離を縮め、心をぐっとつかむには、
元総理夫人が実践していたように物理的な距離を縮める方法がありますね。
「心理的距離を縮めたければ、物理的距離を縮めよ」とよく言います。
もともとは、アメリカの心理学者ボッサードが、
男女間の恋愛に関して、
「物理的距離が近いほど心理的距離が狭まる」
~との法則を発見したものでした。
これが「ビジネスの場においても通じる」
~ということで、使われるようになったようです。
先日、新橋演舞場でお芝居を観た時に、
私の真横にある花道から小林幸子さんがいきなり登場しました。
触ろうと思えば触れそうな距離で
(もちろん触らないけど)
間近で見た時の親近感!!!
「なるほどなぁ~」と思ったのです。
これはお芝居に限らず、演説でもプレゼンでも
同様のことが言えますね。
演説する人が聞き手との距離感を縮めるために
有権者の方に近寄ったり、歩み寄ったりすると、
ぐっと心の距離も縮まるのです。
元総理夫人のように!
一生懸命話していても、離れていては
話し手の熱量は伝わりにくいもの。
ぜ自ら歩み寄って
有権者の心をぐっとつかんで下さいね。
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