経営者のプレゼンでは接続詞を活用しよう
2020年8月3日
上手いプレゼンターは○○詞も上手!
先日、経営者層向けのセミナーで
コンサル会社や外資系企業の経営陣のプレゼンを聞きました。
さすがプレゼン慣れしているだけあってみなさんお上手!
その時、上手さのポイントとして
ある1つの共通項があることに気付きました。
それは・・・
「接続詞を上手に使っている」ということです。
接続詞には、
そして、すると・・・といった【順接】
しかし、ところが・・・といった【逆説】
さて、ところで・・・といった【転換】
など他にもいろんな種類があります。
これらの接続詞を場面が変わるごとに、
また、プレゼンシートが変わるごとに上手に使って、
聞き手に「話の転換」を伝えているのです。
構成と転換の接続詞
そんな中でも今回はプレゼンの構成に合わせて
とっておきの接続詞をお伝えしましょう。
仮に、
プレゼンの構成が4部構成だとしましょう。
構成1:「まず」
構成2:「なぜなら」
構成3:「例えば」
構成4:「つまり」
です。
これ、もうお分かりの方もいらっしゃるのでは???
以前お伝えした
「PREP法」にあてはめた構成です。
P:冒頭でポイント、主張点を伝える。
R:ポイントや主張点の根拠や理由を述べる。
E:具体的な事例、エピソードを披露する。
P:もう一度、結論、主張点を伝える。
この構成でプレゼンを作成し、各構成の冒頭で
1「まず〜についてお伝えしましょう!」
2「なぜ〜が大切かというと(理由)だからです」
3「例えば、(事例)こんな場合ありますよね?」
4「つまり、〜が大切なんですよ!」
〜という流れです。
それぞれの転換点で、
「まず」
「なぜならば」
「例えば」
「つまり」
を自信を持って、大きな声で言えば、
聞き手にも話の変わり目がちゃんと伝わります。
アナウンサーおすすめの接続詞
そして、もう1つ、特別に・・・・
アナウンサーがよく使う、
お気に入りの接続詞をご紹介しましょう。
それは、
「さて」
「それでは」
です。
ゲストを紹介した後で、いよいよ講演に入る時に
「それでは講演をしていただきましょう」
質疑応答に入る時には
「さて、そろそろ質疑応答に移りましょうか」
など、とても便利なんですね。
プレゼン、そして場面転換の際にぜひご活用くださいね。
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