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スピーチコンサルタントが教える人前で緊張しない方法!

2023年6月11日

意外かもしれませんが、私は人見知りで、人前で緊張します。

ビジネス交流会や懇親会で、初めての人と挨拶をすることは今でも苦手です。

全くのアウェイ状態だった時、トイレに行くふりしてそのまま帰ってしまったこともありました。ですから、人前で緊張する方の気持ちはよーくわかります。

 

では、どんなことを工夫して緊張しないようにしているのか・・・

私が実践している3つをご紹介しますね。

本番前に雑談をしておく

初めて会う人の前でスピーチするのは、特に緊張しますよね。

私もセミナーを開催すると、ほぼ「初めまして」の方ばかりです。そんな時は、本番が始まる前に、

 

「どちらからいらしたのですか?」

「えー、川崎のどこですか?私も川崎出身なんです〜」

〜と、一人ずつに話しかけて事前に会話をしておきます。

 

毎回聞くことは「どちらからいらしたのですか?」です。

質問パターンを予め考えておくと安心ですから。

 

このようにほぼ全員と事前に会話をしておけば、いざ本番が始まっても「初めまして」の状態は過ぎていますので、お互いリラックスして進めることができます。

「初めまして」の場合は、自分だけでなく相手だって緊張しているものです。事前の会話がお互いの距離を縮めてくれ、相手もこちらの目を見たり、うなづいたりしやすくなるのですね。

トチッても大丈夫

「人前で緊張してしまう」と言う方にお話を伺うと、このように答える方が多いです。

 

・自分は緊張しやすいんです

・自分は人前で話すのが苦手です

・自分は過去に失敗したことがあるので・・・(失敗したら嫌だ)

・自分がカッコ悪くなるのは嫌だ

 

よく見てみると、どの回答も「自分」にベクトルが向いていますね。

 

しかし、人前で話すこと=パブリック・スピーキングは、自分ではなく【相手が主役】なのです。

・相手のために話す

・相手に伝える

・相手に理解してもらう

 

〜と、ベクトルを相手に向ければ、仮に自分がトチッたとしても良いんじゃないでしょうか?相手に伝われば良いのですから。

 

「相手に伝われば良い」「だから自分はトチッても良い」と意識を変えると、リラックスして話すことができます。

 

私は元アナウンサーで、スピーチ指導もしておりますが、しょっちゅうトチるし、しょっちゅう話すことを忘れ、「あれ、何だっけ?」と言っています。

しかし、都度「相手に伝わればまぁ良いっかー」と自分を許しております(笑)

 

トチッても大丈夫なんです。

あなたもどうぞ「トチッても大丈夫」と3回唱えて(?)スピーチに臨んでみて下さい。

 

第一声を元気な声で

スピーチ本番では、第一声が大切です。

にっこり笑顔で会場の皆さんと目を合わせ、元気な声で

「おはようございます!」

「皆さん、こんにちは!」と言いましょう。

 

第一声を明るく発することができると、自分も自信を持ってスピーチを続けられます。

第一声で「場」の空気を自分側に引き寄せるんですね。

 

この第一声も事前に練習しておくと良いですよ。

2〜3メートル離れた人に向かって

「おはようございます!」

「皆さん、こんにちは!」と練習してみて下さい。

 

第一声を明るく元気に出すことができると脳も活性化できると言われています。

明るい第一声で、あなたらしいスピーチにして下さいね。

 

 

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