「部下に伝わらない」悩みを解決！経営者はキーワードを立てて効果的に伝えよう

あなたは会議やプレゼンで「うまく伝わらなかった」と感じた経験はありませんか？

プレゼンの内容はちゃんとしているのに、なぜか伝わらない・・・。
これは、内容を伝える際に、キーワードが明確になっていないことが原因かもしれません。

そこで、今回は、特に経営者・管理職の方向け。
キーワードを立てて効果的に話す方法についてお伝えします。

この記事を書いた人：政治家・経営者スピーチコンサルタント　阿部恵

経営者のお悩み「なぜ伝わらないの？」

経営者の方からよくご相談を受けるのが
「なかなか部下に伝わらない」
「ちゃんと説明しているのに伝わっていないのはどうして？」
〜というお悩みです。

あなたも「あれれ、伝わっていないかも？」と不安に感じた経験はありませんか？

会議やプレゼンで、自分の意図が相手にうまく伝わらないことは、よくある問題です。
その原因の一つとして「キーワードを立てて話していない」ことが考えられます。

キーワードを入れて話すことの重要性

キーワードとは、話の核となる重要な言葉やフレーズです。これが明確でないと、話の焦点がぼやけてしまいます。キーワードを意識せずに話すと、聞き手が重要なポイントをつかめず、内容が伝わりにくくなるのです。

キーワードを強調するメリットとしては3つあります。

理解しやすさの向上

記憶に残りやすくなる

説得力の増加

です。


キーワードを強調して伝えることで、聞き手は、「ここが重要なポイントなのね！」とすぐに認識でき、理解が深まります。
同時に話の内容も印象に残りやすり、記憶に定着しやすくなるというメリットがあります。
また、この時、効果的なキーワードを使うことで、より説得力が増し、聞き手の共感や行動を引き出しやすくなるのです。

経営者・管理職がキーワードを効果的に使う方法

それではどのように効果的なキーワードを使ったら良いのでしょうか。

3つのステップでご紹介して行きます。

１準備段階でのキーワード設定

２キーワードの視覚的・聴覚的強調

３繰り返しと変化

まず、話す前に、会議やプレゼンで部下やお客様に自分が何を一番伝えたいのか、メッセージを明確にし、キーワードをいくつか設定します。

次に、実際に話す際には、スライドやジェスチャーで、伝えたいキーワードを強調して伝え、聞き手に印象付けます。

設定したキーワードは1回ではなく、何回か繰り返し使い印象づけることがポイントです。必ずしもキーワードは毎回同じ表現でなくても大丈夫！異なる表現や例を用いて強調することで、聞き手の理解を深めることができます。

実際に、私がTVを観ながら「キーワードがわかりやすい！」と感じ、（つい買ってしまった）通販番組ジャパネットたかた、高田明前社長のプレゼンを例に、ご紹介します。

ジャパネットたかた、高田前社長に学ぶキーワードの力

私がジャパネットたかたの高田明前社長のテレビCMを観て、つい買ってしまったのがスチームアイロン。

彼らのプレゼンテーションが上手い理由は
【キーワードがしっかり伝わる】ことです。

例えば、

ハンガーにかけたままでアイロンができる

アイロン台が不要

強力スチームでさっとしわ取り

これらのキーワードが、アイロン嫌いの私の心にグサグサと突き刺さり、「欲しい！」という気持ちを引き出したのです。

長い話をキーワード化しよう

・話が長くなりやすい

・話が伝わりにくい

〜という方に共通した特徴は、キーワードが明確になっていないケースがほとんどです。

例えば、一般的なプレゼンでは

＿＿＿＿＿＿

「弊社のアイロンはアイロン台を使わずにハンガーにかけたまま強力スチームを使ってアイロンすることができるんです！」

＿＿＿＿＿＿

このような長い文章になりがちです。しかし、これをキーワード化すると・・・・

＿＿＿＿＿＿

「ハンガーにかけたままでアイロン」

＿＿＿＿＿＿

〜と、シンプルで分かりやすくなります。


キーワード⇒解説の順序で伝える


人が「理解をする」という過程においては、まず「イメージする」ことが必要です。
そのため
＿＿＿＿＿＿

「ハンガーにかけたままでアイロン」（キーワード）
「通常ならアイロン台が必要ですがこの商品は不要なのです・・・」（詳細）

＿＿＿＿＿＿
この順番で説明すると、聞き手の理解が深まります。

噛まずにはっきりと！

キーワードはあなたのプレゼンの柱となるメッセージです。
ここはゆっくり、はっきり、しっかり発声することが大切です。
そして、【決して噛まない！】ことを心がけましょう。

キーワードを立てて話すことで、あなたのメッセージはより明確に、より強力に相手に伝わるはずです。
ぜひ次のプレゼンで実践してみてください。

とはいえ、一人でキーワードを考え、実践するのはなかなか難しい
〜という方もいらっしゃるでしょう。

Confillでは経営者向けトレーニング実績が豊富にありますので、
どうぞお気軽にご相談くださいね。


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