選挙の当落を分ける〜スピーチにも受容力
2019年6月20日
すぐやる人とやらない人
議員向けスピーチセミナーなどを
やっていると、
「この人うかる!」と
すぐわかる方がいらっしゃいます。
その逆で
「あ〜、この人ダメだな」
という方も
残念ながらすぐわかります。
(もちろん選挙というものは
選挙区事情もありますから
一概には言えませんが)
演説・スピーチの部分とちょっとしたやりとり、
そして、
漂わせる雰囲気は有権者が抱く印象そのもの。
そこで好印象かどうかってとても大切なんですね。
ではその違いって何なのか???
それは、
指摘されたことを【すぐにやるか、やらないか】の違い
です。
否定ではなく肯定から
こんなことがありました。
「◯◯さん、
ここのコメント、わかりづらいですね。
有権者にとっては関心のない部分なので削除するか、
一言程度にしましょうか?」
〜とアドバイスした時のこと。
「いや、ここは私の政治理念の根幹でして
ここを変えるべく立ち上がったわけですから
・・・・・延々」
と、自分だけのこだわりを譲りませんでした。
もちろん政治家は信念を
曲げるべきではありませんよ。
しかし、これまで何度か挑戦して
うまくいかなかった現実とその原因に向き合わないと
壁を越えることはできないのですね。
一方で、
今回私が指導させていただき、見事当選を果たした新人の方は、
「◇◇さん、ちょっと私の抑揚、真似してみて!」
〜というアドバイスに対してすぐに挑戦&実行して下さいました。
私の指導は大げさなまでに表情をつくったりするので
それを真似する、ってかなり恥ずかしいことかも
しれないなのに・・・(笑)
頑張ってくれました。
これまでと違うことに
挑戦する(させられる?)って、
誰もが不安だし、怖いことでしょう。
でも、それに対して
「いや、私は・・・やらない!」
ではなく、とりあえずは
「はい、やってみます!」
と肯定し、受容することが大切です。
次なる選挙へ。
新たな挑戦&新しいスピーチを
ぜひ「やってみて!」下さいね。
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