有権者の印象に残る人とそうでない人の違い
2018年10月9日
抽象論より具体例
新人候補者の演説指導をしていると
「あらら・・・全く印象に残らないんですけど・・・」
と、残念な方がいらっしゃいます。
頭もイイ、顔もイイ、経歴バッチリなのに。
本当に残念です。
印象に残る話と残らない話、
一体何が違うのか???
それは【話の具体性】です。
例えば
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「私は明朗活発。体力には自信があります!」
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議員の公認面接などで
こんなことを履歴書に書いたり、
面接で話したりする方がいます。
ありきたりだと思いませんか?
抽象的すぎですね。
では、こんな風に言ってみたらどうでしょうか?
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「私は毎日100人の方と名刺交換をして挨拶しています。
365日毎朝、地元の〇〇駅に立っていますが、
そういえばこの1年風邪を引いたことがありませんね。」
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・100人と名刺交換できる積極性と、誰とでも挨拶できる快活さ
・毎朝駅前で街頭演説をしている元気さ
と、誰もがイメージしやすいと思いませんか?
しかも話の中に
「100人」とか「365日」とか数字が入っているので
より印象に残りやすいのです。
毎朝、地元の駅であなたの前を素通りしながらも
有権者は話を聞いているものです。
そう、
有権者の印象に残るためには
「具体的なエピソード」、
つまり
「自己開示」が必要なのです。
自己開示
議員になりたて、
またはこれから立候補を~と
考えている方に多いのが、
・「自分のことを言うのは恥ずかしい」
・「自分に興味を持ってくれないかも・・・」
という思考です。
「自分のことを言うのは恥ずかしい」
ということは、
=「相手のことを聞くのも恥ずかしい」
と同義です!
有権者は自分に興味を持ってくれる人に
想いを託したいものです。
自分の心を開くことで
相手の(=有権者の)心も
開くことができるのです。
ザイアンス効果
会ったばかりの時、
人は警戒心を抱きますよね。
しかし、会う回数が増えるごとに
「親近感」を持つようになります。
これ、「ザイアンス効果」といって
TVの演出方法にも、
恋愛手法にも使われる効果です。
・有権者と会う回数を増やす、
・その際、自己開示をして
自分からエピソードを少しずつ話す、
そうすると、
通勤時間で急いでいたとしても、
「あ、〇〇さんが話している」
「え、ユニクロのエアリズム?
ひんやり肌着を使ってるんだ(笑)」
「昨夜、〇〇神社の盆踊りに行っていたんだ~」
などと、
ちょっとしたエピソードを覚えてくれ、
〇〇さんの印象が更にハッキリとしてくるのです。
自己開示が【親近感】を抱かせ、
そこから【協力→支援】という気持ちに
移行していきやすいのですね。
ぜひ、〇〇さんも自己開示をして
エピソードに盛り込んでみて下さいね。
これまでの指導経験から、
関西出身者は得意な方が多いですかね。
それに対して、
優秀な人、プライドの高い人にとっては
意外と難しいようですのでご注意くださいね!
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