スピーチ・プレゼンには熱量が大切
2019年1月4日
会計士vs話が飛ぶデザイナー
先日、スピーチ・プレゼンセミナーを
した時のこと。
まるで対照的な話し方をするお2人に
出会いました。
1人は、
頭脳明晰でロジカルに話しているのに
スピーチの内容がまるで伝わってこない
公認会計士さん。
もう1人は、
これから会社を立ち上げよう
というデザイナーさん。
話はあちこち飛びまくるのですが(笑)
伝えたいメッセージがドカーンと
伝わってくる方でした。
さて、この対照的な2人。
「一体、何が違うのか?」
その違いは・・・
「熱量、情熱の差」
でした。
プレゼンにおける熱量の差とは
「プレゼン・スピーチにおける熱量・情熱の差」
って、どういうものなのでしょうか?
それは、
「この人に伝えたい!」という
心から湧き出てくる「想い」です。
話し方の基本など学んだことのない
デザイナーさんでしたが、
「ケガをした子どもやお年寄りに
着脱しやすい洋服を作ってあげたい!」
という、ご自分の経験から感じた
強い想いが、
話すたびにマグマのように
あふれ出てくるのでした。
時には涙しながら・・・。
一方、
エリート公認会計士さんは
終始理性的。
お顔の表情も声のトーンも常に一定。
論理的に構成された内容だったにもかかわらず、
聞いてる私たちのところには
肝心の「想い」が届かなかったのです。
想い
「想い」って抽象的すぎて
わかりにくいですかねぇ。
ん~、
例えば・・・
言葉はつたなくても
涙ながらに訴える人や子どもを見ていたら、
ついついもらい泣きすることって
ありますよね?
そうそう、「もらい泣き」
これに近いでしょうか。
「見ている人、聞いている人の
感情を揺さぶられるかどうか」
これこそが熱量の差なのです。
あなただけのメッセージ
では、熱量ってどうやって表現するの?
はい。
私の場合、
プレゼンの原稿やパワポを作成するよりも先に
「『あなたの想い』=『伝えたいメッセージ』は何?」
と問います。
世の中に同業他社がいない職業などありません。
数ある同業者の中から「あなた」(あなたの商品)を
選んでもらうには、
相手の感情を揺さぶるような
「想い」=「あなたにしから伝えられないメッセージ」
が必須なのです。
熱量が足りない方の場合、
私のスピーチトレーニングでは
この「想い」を発掘するところから
スタートします。
この発掘、ご自身の体験を深堀りしないと
いけないので結構時間がかかりますが、ね。
さて、冒頭でご紹介した公認会計士さん。
その後、マンツーマントレーニングで
ボソッと本音を話して下さいました。
かつて勤務した某銀行が破綻し、失職。
その苦々しい経験から、
企業会計の専門家を目指した~と・・・。
「自分のように家族を持ちながら失職する人を作りたくないから」
これこそが、
彼の「想い」だったのです。
こんな経験や「想い」を持ちながら
出し惜しみしていては(笑)
もったいないですよね。
あなたの「想い」もぜひ
洗い出してみて下さいね。
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