有権者の声なき声を『聴く』力
2020年1月24日
他人の話、ちゃんと聴いていますか?
先日、演説のグループレッスンを行っていた時のこと。
お一人、全く他の方の話を聞かずに、
自分が話すコメントをずっとボソボソ練習されていました。
話している方には雑音でして、スピーチの妨げとなっていました。
残念なことにこの方、自分が話すことしか考えていないので、
1人目から2人目、
2人目から3人目と、
話題がうまくつながって盛り上がっていたことにも気付かず。
ボソボソと暗記していた自分の話を読み上げて
その場の盛り上がりを一瞬にしてシーンとさせてくれました(苦笑)
「この人、当選しないなぁ」と思ったので私もあえて言いませんでしたが、
他人の話に耳を傾けられない議員など必要ないのです。
だって、
議員活動の重要な柱の1つは
「有権者の声なき声を『聴く』こと」ですもの、ね。
聴くことで見えてくる
議員の中には、「話す」、「説く」ことを
重要視する方も多いです。
もちろん議会の場ではこれらの力は求められます。
他方、地元での地域活動では
やはり住民(=有権者)の声、要望、困っていることに耳を傾ける、
つまり『聴く』ことがとても大切なのです。
有権者には様々な層があります。
男性、女性、
高齢者、若年層、
仕事における立場の違い・・・
変化に富んだ層の話を聴くことは
議員であるあなたの年齢、立場によっては
時にはしんどい時もあるでしょう。
だからこそ、
他人の話を忍耐強く聴いて、
あなたの『聴く力』を養ってほしいのです。
おばあちゃんの長くて回りくどい話であっても
「要点は何だろう?」
「ここにどんな悩みがあるのかな?」
と辛抱づよく聴くことで、
地域住民の直面している課題が見えてくるかもしれません。
そして、『聴く力』を鍛えることで
有権者からは「相談しやすい議員・政治家」
と印象づけられるでしょう。
「話す」、「説く」の他に
地元ではこの『聴く力』を
どうぞ大切にしてくださいね。
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