すぐにできる話し方トレーニング
2023年6月5日
人前で話している時、途中で話がよく横道に外れてしまう。部下に自分の話が全然通じていない。よく聞き返される。などの経験から「もっと上手に話したい!」と思っている方はいませんか?
今回はすぐにできる話し方トレーニングとして、以下3つのポイントをご紹介します。
1.声のトーンをやや高くする
2.言いたいことはメモする
3.結論ファースト
まずは「1.声のトーンをやや高くする」からいきましょう。
「話し方が素敵!」と思う方に共通しているのが、明るく聞き取りやすい声だということです。どんなに良い話でもボソボソ話されては、聞き取れませんよね。
声には通り道があります。下を向いて話せば、声は下に向かってボソッと落ちます。それに対して、伝えたい相手に向かって声を発すれば、声は相手に届きます。
その際に、聞き手が「あなたの話をもっと聞きた〜い」と思う印象の良い声が、やや高めの明るいトーンなのです。
スピーチ業界では、ドレミファソの「ソ」のトーンが良いと言われています。これ、絶対音感の「ソ」である必要はありません。
ご自分の一番低い声で「あ〜」とか「お〜」と発してみてください。その時の声のトーンを「ド・レ」だとしたら、そこから「ミ・ファ」「ソ」と、2トーン高くするイメージです。
「ド・レ」<「ミ・ファ」<「ソ」
一文の最初をやや高めの「ソ」のトーンで「おはようございます!」「みなさん、こんにちは!」と言ってみましょう。もうこれだけで、あなたの話し方の印象はぐっと良くなります。
次は「2.言いたいことはメモする」です。
簡単なことなのに、意外と皆さん忘れがちなことですね。まさか、いきなりスピーチ原稿を作文していませんか?
それは絶対にいけません。なぜなら、いきなり作文をすると、話が横道に外れたり、途中から「何が言いたいんだっけ?」と話が迷子になりやすいからです。
まずはあなたの頭の中を整理することが大事なんですね。メモをすると、頭の中が整理できますから。ポイントをいくつかに絞って書きましょう。箇条書きでOKです。
例えば、話のテーマが「遠足」ならば・・・
・日程:6/1〜6/3
・集合場所:10時に箱根湯本駅改札口
・場所:箱根(観光場所は芦ノ湖、箱根神社、美術館の3箇所)
・宿泊先:○○温泉旅館
・持ち物:
・注意事項
こんな箇条書きでどうでしょうか?このメモがあれば、話が迷子になりませんね。
最後は「3.結論ファースト」です。
さぁ、実際に話すことになったら、気をつけたいのが〈話の順番〉です。日本語は主語が最初に来て、述語が最後に来ますね。
つまり、最後まで話を聞かなければ結論がわからないのです。そこで、〈結論ファースト〉の法則!
一番大事なこと、一番言いたいこと、つまり結論から伝えましょう。
そうすれば、相手はストレスなく、あなたの伝えたいことを理解してくれますね。
簡単な〈話の順番〉をご紹介します。
1:結論(一番大事なこと、一番言いたいこと)
2:理由(なぜそれが大事なのか)
3:詳細情報(具体的に説明)
4:もう一度結論でまとめる
この流れにそって箇条書きにして話してみてください。意外と簡単でしょう?
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