スピーチで頭が真っ白!どうする?
2023年6月10日
「スピーチで頭が真っ白になって忘れてしまった!」という経験、ありませんか?
私は、あります。しかも全国ネットの生放送中に。今でも思い出したくないくらい恥ずかしい記憶です。二度とこんな恥ずかしい体験をしたくない、と思った私が考え出した方法を3つご紹介します。
1.リスク想定
2.カンペ
3.音読
1.リスク想定
あなたは会議の発表、スピーチの準備はどのようにされているでしょうか?
【資料を作る→原稿を書く→原稿を読む→準備完了!】
こんな流れでしょうかね。
これはスピーチが上手くいく前提での準備です。
私のオススメは、上手くいかなかった場合のリスク想定です。予め、リスク想定し、その場合の対処法とコメントを考えておくことが大切なのです。
例えば、5分の予定で準備していた発表が、直前で「ごめん、時間ないから1分でまとめて」と言われたらどうしますか?慌てますよね〜。
しかし、事前にこんなケースも想定し、
・時間がなくなった場合は、優先順位の低いものをカットする
・時間が余った場合は、小ネタをいくつか用意しておき、それを言う
・忘れてしまった場合は「すみません、言いたいことを忘れてしまいました」と言って「メモをみる」
等々、準備しておきましょう。
想定コメントはケースバイケースですが、予めこれらの練習までしておけば安心です。
そうすると、ハプニングが起きても「想定外」ではなく「想定内」のこととなり、パニックになることはありません。
2.カンペ
リスク想定をしておく際に、手元にメモがあったら・・・更に安心ですよね。
頭が真っ白になる方の多くは、スピーチ原稿を作文して、丸暗記しているケースがほとんどです。
実は、私が生放送で大失敗した時もこのケースでした。
丸暗記をすると「て・に・を・は」一つ間違えただけで、焦ってしまい、言葉が詰まってしまうのです。
私は、生放送での大失敗以降、「箇条書き」のメモを準備するようになりました。
1回目のスピーチ練習と2回目のスピーチ練習では必ずしも一致はしませんが、大意は間違っていませんから、問題はありません。
そして、それを手元に用意しておけば、頭が真っ白になったとしても、対応できますね。
「いざとなったらそのメモを見れば良いのだ」と思うだけで、安心してスピーチに臨めます。
3.音読
事前の練習では、原稿を見るだけ、または小さな声で2〜3回読むのだけでなく、声を出して繰り返し音読練習をしましょう。
原稿を見るだけでは視覚的にしか情報が入ってきませんが、音読をすることで耳からも情報が入り、インプットされる情報が増え、記憶としてより定着するからです。
また、音読練習を繰り返すことで、「話すこと」にも慣れてきますので、本番でもしっかりと声を出すことができるのです。
この時、本番と同じ環境、または似た環境で練習することもオススメします。
パワポを操作しながら話す場合はそのようにしてみるとか、
マイクを使った発表の場合は、マイクの代わりに何か(ペンでも何でもOK)を手に持ちながら話してみるとか、本番の環境に事前に慣れておくのも安心です。
私の事前準備をご紹介しますね。
私の場合は、目が悪いので(老眼です(~_~;))通常はメガネをかけた状態で原稿を読みます。しかし、仕事の時はメガネなしですから、字が小さすぎで原稿が読めません。
そこで、本番前日には、原稿を拡大コピーし、裸眼で読む練習もしています。
コレ、私にとってはかなり重要な事前準備なのですね。
スピーチで頭が真っ白になった私が今やっている、危険回避の方法でした。
事前準備、しっかりやって下さいね。
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