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【女性経営者向け】話が長くなる、うまくまとめられない場合の対処法3つ

2023年12月18日

女性経営者からしばしば訊ねられるのが「どうしたらうまく話をまとめられますか?」というお悩み。
「ついつい話が長くなってしまう」「途中から何を言っているかわからなくなる」「言いたいことと違うことで話が終わってしまった」という方におすすめの解決策を、スピーチコンサルタントの阿部恵がお伝えします。

1、時系列で話さない!

女性に多い話し方の特徴の1つに
この「時系列で話す」があります。

例えば・・・、

「朝起きて、顔を洗ったら、目が腫れていて
コンタクトレンズが入れられなかったの。
だから、コンタクトなしで歩いていたら
廊下で転んでしまって。
あまりの激痛で歩けないから
なんとか携帯を取って、
救急車を呼んだんですよ。
骨折でした。」
〜みたいな話。

これ、日常生活ではよくありますね(笑)

あなたのお友達や家族、
時間に余裕のある方、
あなたのことをよく知る方ならば
「ふむふむ、大変ね」
と聞いてくれるでしょう。

でも、ビジネスの場での
商談やプレゼンでは、
初対面の方も多いでしょう。

残念ながら、こんな話し方では
イライラされてしまうのです。

「で、どうなったわけ?」って(笑)

そんな時は
「自分の言いたいことを一言でいうと何?」
と考えるようにしてみましょう。

最初は、
時系列で並べてメモを取ることから
初めてもかまいません。

その上で、
「一番言いたいことは何?」
「一言で言うと何?」
を考えて欲しいのです。

自分がわからないことを他者へ
伝えることはできません。

さきほどの時系列ストーリーでいうと、

一番言いたいこと、
一言でまとめるとするならば、
「私、骨折していまいました」
ってことですね。

その上で、
「なんでかっていうと(=because)〜
今朝、コンタクトをするのを
忘れてしまって転んだの〜」

と伝えると、第三者でもわかりやすいですよね。
まずは話し始める前に
「自分の伝えるべきことは何?」
「それを一言で表すと何?」
と問うようにしてみてください。

この下準備こそが
本番でうまく話をまとめるコツですよ!

2、「話のテーマ・件名」・「現状」・「今後」3つの順番で伝える

メールやビジネス文書には必ず
「件名」や「タイトル」がありますよね?

これによって読み手は
「会議の日程のことだな」とか
「家賃補助のことだな」

と、メールや文書の概要をイメージしやすくなります。
話についても同じこと。

必ず冒頭で
「話のテーマ」・「話の件名」を伝えてあげましょう。

そうすると
「HP制作についての話なのね」
「資金調達のアドバイスなのか」
と聞き手は迷子にならずに済みますよ!

伝え方の順番としては
1:話の件名
2:現状
3:今後
これだけでスッキリします。

例えば・・・
出張で東京から大阪へ向かっている時に
台風で暴風雨がひどくなり、
途中静岡駅で新幹線がストップした、
としましょう。

会議に間に合いそうもなくて
連絡を入れる場合、この3つの流れに
当てはめてみるとこうなります。

・・・・・・・・・・・・
1:件名
「台風により到着1時間遅れ」

2:現状
新幹線がストップしてしまい、
現在静岡駅です。1時間以上車内で
待たされています。

3:今後
大阪到着は●時ごろとなり、
会議には1時間遅れてしまいます。
すみませーん。

・・・・・・・・・・・・

どうですか?

話に件名をつけるだけで
全体のイメージがつけやすいし、
その後、現在、今後(未来)を
示すだけでスッキリするでしょう?

3、目次づくりをしてみよう!

「話をうまくまとめられない」お悩みでトレーニングにいらっしゃる方の多くに、
長い文章をまとめるのも苦手な傾向があります。

なぜか?
「構成=骨組み」がしっかりしていないから!

だから、途中で主語と述語が一致しなくなってしまったり、
ダラダラと曖昧な文章になってしまうのですね。

そんな時はまず、「構成=骨組み」を考えましょう!

そう!本ならば「目次」を作ることをおすすめします。

本の目次って
箇条書きだけれどもその本が何を書いているか一目でわかるでしょう?

それを作って欲しいのです。

もちろん最初は、
あるパートやエピソードしか思いつかないかもしれません。

それでも断片的なパートがいくつか出てくると、

「これとこれは関連がある」とか、
「これらを繋ぐにはこの結論が合う」

〜といったアイデアが浮かんでくるものです。

これこそが
「話をまとめる」手順なのです。

私はスピーチトレーニングの中で生徒さんによく
「スピーチはアウトプットが大切!」と言っています。

このアウトプットには2種類あって
一番大切なのは
「声に出してアウトプットする」ことなのですが・・・

話をうまくまとめられない方にはその前の作業として
この「構成=骨組み」を書く=「目次作り」
というアウトプットをおすすめしているのです。

まずは、
1.「構成=骨組み」を書くアウトプット
そして、
2.「声に出して話す」アウトプット

この手順が話をまとめるコツですよ!
ぜひお試しください。

まとめ

話が長くなりがちな方、うまくまとめられない方は、まず、「自分の言いたいことを一言でいうと何?」を考え、スピーチのタイトルを決めたうえで、内容を目次にして書き出してみましょう。
特にオンラインでは、長い話は嫌われますのでご注意くださいね。

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