Confill
TOP > ブログ > エグゼクティブ > 社長のための新年会挨拶のコツ

社長のための新年会挨拶のコツ

2023年12月28日

新年会といっても、開会挨拶なのか、乾杯挨拶なのかによって準備が違ってきます。

1開会挨拶
2乾杯挨拶
3中締め挨拶
の順で、挨拶のポイントをスピーチコンサルタントの阿部恵がご紹介します。


開会挨拶

新年会の挨拶と一口にいっても、
開会挨拶、乾杯挨拶、中締め挨拶とあります。

役職順で言うと、
開会挨拶がその会で一番役職の高い人、
つまり、社長挨拶です。

乾杯は社内ならば2〜3番目の役職者、
社外も含めた会ならば大事なゲストに
お願いしますので、あなたも乾杯挨拶を依頼されることもあるのでは?

中締め挨拶は2番目の役職者、
または盛り上げ役が頼まれる場合も
カジュアルな会ではあります。

それでは開会挨拶からご紹介します。

年頭の挨拶なので、
明るい話題から入りましょう。
ここで阿部メソッドをご紹介!

挨拶の冒頭で、今、話題のトピックスについて軽く触れると、会場のみんなを惹きつけることができます!

例えば、
・初詣
・箱根駅伝
・大リーグ移籍選手の活躍等です。

スポーツは素晴らしいプレーが多いので
トピックスとしてはおすすめです。
ただし、気をつけたいのが’種目’です。

自分はアメフト部出身だからといって
アメフトの話をしても、
果たしてどれだけの人がライスボウルを観ているか?という第3者的視点もお忘れなく。

面白いデータがありますのでご紹介します。

・・・・・・・・・・

笹川スポーツ財団が
「TVで観戦したスポーツ」について調査した結果によると

1位プロ野球
2位サッカー
3位マラソン・駅伝
でした。

笹川スポーツ財団HPより引用
・・・・・・・・・・

仮にあなたがゴルフ好きでも
ゴルフは9位なんですね。
アメフトにおいては10位にも入っていません。

つまり、会合に参加している人の多くが
「観たよ〜」と共感できるスポーツでないと
スピーチが浮いてしまうので要注意です。

例外として、
ゴルフ好きの集まりや、
アメフト部の集まりでしたらもちろんOKですよ。


乾杯挨拶

乾杯は、なんといっても「手短に」です!
グラスを手に持った状態で長々待たされるのは嫌ですからね。

ここでよくあるのが、
あなたが一生懸命準備した挨拶の内容が「冒頭挨拶の方とかぶってしまった!」というケース。

乾杯挨拶では、重なることも想定し、
2ネタ、予め準備しておくと安心です。

例えば、上述のネタならば、
駅伝ネタと初詣ネタとか、
駅伝であれば優勝チームのネタと、自分も沿道に応援に行った話とか。

乾杯挨拶では会場の皆さんに勢いを与え、
一気に盛り上げたいところなので、
大きな声で「乾杯〜」と発してくださいね。


中締め挨拶

ワイワイ盛り上がっている最中に
中締めの挨拶というのは申し訳ないような気になりますよね?

しかし、会場の都合上、
その時間にはいったん締めないといけない大事な役回りです。

ここで長々話すと、
せっかく盛り上がった雰囲気が
白けてしまいますので、長い挨拶はやめましょう。

むしろ、開会の挨拶で
社長が話した内容などを一部引用しながら、
「新たなる年を一緒に頑張っていきましょう」
とまとめる方がスマートです。

そして、手締めで終わると一体感が出て、
また締まりが良くなります。
ここで、ユニークな手締めがあったら
それをご紹介するのも一案です。

以前、私が参加した会合でユニークだった
2つをご紹介しますね。

1つは、デザイナー会社社長の手締めです。
人差し指2本をクロスして、
小さくシャンシャンシャン・・とするものでした。
デザイナー業界でよくやるとおっしゃっていました。

もう1つは、「千葉締め」です。
千葉出身の社長が教えてくれて、
「これができれば千葉銀行の融資が通りやすい?」(未確認情報)
などと言いながら、会場が盛り上がった記憶があります。

あなたの縁のある土地の手締めを紹介してみても面白いかもしれませんね。

開会挨拶、乾杯挨拶、中締め挨拶と
ご紹介しましたが、いずれにおいても
新年ですから、ネガティブ言葉は使わずに、
明るいメッセージを発することがポイントです。

特にビジネスの世界では縁起を大事にする
クライアントが多いので、忌み言葉は使わずに。

社内の場合、年内に色々あったとしても
ポジティブな話題と可能性を見つけて
社員に希望を持たせるように話しましょう。

新年会挨拶、頑張ってください〜。

月2回配信のメルマガでプレゼン力UPしませんか?
今なら登録特典
「一回で覚えてもらえる自己紹介のコツ」プレゼント中!

ビジネスエグゼクティブのスピーチは、ただメッセージを伝えるだけでは、その責任を果たしたことにはなりません。
企業の顔、団体の代表として、何をどう伝えるべきか、メルマガを通してお伝えします。

企業エグゼクティブ向けプレゼン力UPメルマガ

月2回無料配信
ご登録はこちらから

*
*
メールアドレス*
バナー