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【伝わるプレゼン】棒読みではなく、キーワードを立てる!

2024年1月21日

プレゼンで、原稿をただ読んでいるだけの人っていませんか?

残念ながら、ただ読んでいるだけではあなたが何を一番伝えたいのか伝わりません。

そこでこの記事では、棒読みになりがちなプレゼンの攻略法として

棒読み打破と、キーワードの立て方についてお伝えします。

〈この記事を書いた人〉

スピーチコンサルタント阿部恵

原稿をつい棒読みしてしまう人

プレゼンでは、原稿を作成する方が多いと思います。

その時、しっかり原稿を読もうとするあまり、

棒読みになってしまう方が多いのですね。

普段の会話は自然に話せるのに

原稿を手元に置いたとたん、

「読む」ことに一生懸命になってしまいませんか?

棒読みになってしまう場合は

「語りかけ法」トレーニングが有効です。

ここではまず「語りかけ法」をお伝えしていきます。

友達に話すイメージで

実際の「語りかけ法」では、

以下の手順でトレーニングをしていきます。

1:まず私に向かって話してもらいます。

その際、「用意した原稿には目を落とさず

概要が合っていればOKなので、

間違っても気にせず私に話してね」と言います。

言葉に詰まったら、私が質問をしながら

会話をするように話してもらうのです。すると、楽しそうに教えてくれます。

2:次に、私ではなく

「自分の目の前に仲良しの友達がいる

と想定して話してみて」〜と言います。

すると、今度も感情豊かに話せるんです。

つまり、手元の原稿こそが棒読みの犯人だったんですね!

原稿は箇条書きメモに

原稿をしっかり用意してしまうと

「伝えよう」→「読もう」〜という意識が働いてしまいます。

「読む」になってしまっては「話す」、「伝わる」感じにはなりません。

原稿を読んではいけないってことです!

私のオススメは、「箇条書きメモ」です。

話す順番に従って、箇条書きにしておくだけ。

「て・に・を・は」が違っても、気にせず、伝えてください。

おおよその内容が伝われば「て・に・を・は」が違っても問題ありませんからね。

棒読みになってしまったら、目の前に誰かお友達がいるつもりで

「語りかけ法」の練習が有効ですよ!

キーワードを立てる

棒読みを脱して、イキイキと話せるように

なったら、第2ステップ!

伝えたいキーワードやメッセージを際立たせていきましょう。

あなたのプレゼンはしっかりキーワードが伝わっているでしょうか?

TVの通販番組などでは、

この【キーワードを立てる】話し方を取り入れています。

私も先日、テレビCMを観ていて、

ついスチームアイロンを買ってしまいました(笑)

私が買ってしまった商品のキーワードは

・ハンガーにかけたままでアイロンができる

・アイロン台が不要

・強力スチームでさっとしわ取り

これらのキーワードが際立っていました。

アイロン嫌いの私に、 グサグサと突き刺さるメッセージです。

長い話をキーワード化

「話が長くなりやすい」

「話が伝わりにくい」

という方に共通した特徴は

キーワードが明確になっていないケースが多いです。

つい言いたいことを作文していませんか?

作文すると、無駄な助詞や接続語が

もれなくついてきますので、キーワードを邪魔してしまいます。

【伝えたいポイントは箇条書きで記す】が重要です。

例えば、先ほどご紹介した

スチームアイロンのキーワード、

一般的なプレゼンだとどうなるでしょうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

弊社のアイロンはアイロン台を使わずに

ハンガーにかけたまま強力スチームを使ってアイロンすることができるんです!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

↑↑↑

こんな感じでしょうかね?

この文章自体は悪くありません。

でも、長すぎてキーワードが際立っていないのです。

では、この一文をキーワード化してみましょう。

すると・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ハンガーにかけたままでアイロン」

・・・・・・・・・・・・・・・・

となるわけです。

どうですか?わかりやすいでしょ???

キーワード⇒解説

人が「理解をする」という過程においては、

まず「イメージする」ことが必要です。

イメージしやすいキーワードを提示し、

その後、詳細を説明すると理解しやすいのですね。

1「ハンガーにかけたままでアイロン」(キーワード)

2「通常ならアイロン台が必要ですがこの商品は不要です・・・」(詳細)

この順番です。

まとめ

あなたのプレゼンは原稿を読んでいるだけではありませんか?

伝わるプレゼンは、原稿をただ読むのではなく、相手に語りかける様に話すことが大切です。

その際、一番伝えたいメッセージやキーワードは箇条書きにして整理し、際立たせて伝えることがポイントです。

お客様の心に刺さるメッセージで、ぜひプレゼンを成功させて下さいね。

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