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経営者の挨拶〜伝わるには熱量が必要〜

2024年4月30日

せっかく準備をして挨拶したのに、反応がイマイチで

「なんだか伝わっていない」と感じた経験はありませんか?

これはショックですよね。

これに対して、

この人が話し出すと、なぜかみんなが聞き入ってしまう〜という経営者もいます。

どうしたらうまく部下やお客様にしっかりと伝わる挨拶ができるのでしょうか?

そこで、今回は経営者の挨拶に必要な「熱量」について、

スピーチコンサルタントの阿部恵がお伝えします。

会計士のスピーチ vs 話があちこち飛ぶデザイナー

まるで対照的な話し方をするお2人に出会いました。

1人は、頭脳明晰でロジカルに話しているのに

スピーチの内容がまるで伝わってこない公認会計士さん。

もう1人は会社経営の女性デザイナーさん。

話はあちこち飛びまくるのですが、

伝えたいことはドカーンと伝わってくる方でした。

さて、この対照的な2人。

「一体、何が違うのか?」

その違いは・・・「熱量、情熱の差」でした。

経営者挨拶・プレゼンにおける熱量の差とは

ところで、経営者の挨拶、プレゼン、スピーチにおける

熱量・情熱の差とはどういうものなのでしょうか?

それは、「この人に伝えたい!」と心から湧き出てくる「想い」です。

話し方の基本など学んだことのないデザイナーさんでしたが、

「ケガをした子どもやお年寄りに着脱しやすい洋服を作ってあげたい!」

という、ご自分の経験から感じた強い想いが、

話すたびにまぐまのようにあふれ出てくるのでした。

一方、エリート公認会計士さんは終始、理性的。

お顔の表情も声のトーンも常に一定。

論理的に構成された内容なのに、

聞いてる私たちのところには、肝心の「想い」が届かなかったのです。

経営者としての想いを話す

「想い」とは、抽象的すぎてわかりにくいですね。

例えば・・・言葉はつたなくても

涙ながらに訴える人や子どもを見ていたら、

ついついもらい泣きすることがありますよね?

そう、「もらい泣き」

これに近いでしょうか。

「見ている人、聞いている人の感情を揺さぶられるかどうか」

これこそが熱量の差なのです。

伝えたいメッセージ

挨拶やプレゼンでは、原稿やパワポを作成するよりも前に

【『あなたの想い』=『伝えたいメッセージ』は何か?】

について考えるようにして下さい。

世の中に同業他社のない職業などありません。

あまたある同業者の中から「あなた」または、

あなたの商品を選んでもらうには、相手の感情を揺さぶるような

「想い」=「あなたにしから伝えられないメッセージ」が必須なのです。

熱量が足りない方の場合、

この「想い」を発掘するところからスタートすることが肝要です。

この発掘・・・

ご自身の体験を深堀りしないといけないので結構時間がかかりますが、ね。

さて、冒頭でご紹介した公認会計士さん。

その後、マンツーマントレーニングで、ボソッと本音を話して下さいました。

かつて勤務した某銀行が破綻し、失職。

その苦々しい経験から、

企業会計の専門家を目指した~と・・・。

「自分のように家族を持ちながら失職する人を作りたくないから・・・・」

これこそが、彼の「想い」だったのです。

こんな経験や「想い」を持ちながら

出し惜しみしていてはもったいないですよね。

まとめ

あなたの「想い」をぜひ洗い出して、

あなただから伝えられるメッセージを話してくださいね。

特に、経営者の挨拶・スピーチには「想い」を

熱量込めて話すことが大切ですよ!

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