経営者で話し方に自信がなければ声を出そう!
2024年5月19日
経営者の方で、話し方に自信が持てない〜とお悩みの方は多いです。
実は「声が原因」というケースもあります。
声が小さいことで、相手が聞き取れず、「話し方のせいかも?」と自信をなくしてしまうのですね。
この記事では、話し方に自信が持てない方のために
・声と自信との関係について
・自信を持てるようになる声の出し方、練習方法についてお伝えします。
<この記事を書いた人>スピーチコンサルタント阿部恵
話し方に自信がない、の理由
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あなたは、
・人前に出るとおどおどしてしまう、
・人前で話すのが苦手だ、
こんなことで悩んだ経験はありませんか?
話し方の自信のなさには、いくつか理由があります。
その一つが、声が弱くて小さい等「声」に関するものです。
話し方ではなく、声に関するお悩みがたくさん!?
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実は、私のところに寄せられる話し方のお悩みの中で、
意外なほど多いのが「声」に関するお悩みなのです。
・声が通らない
・声が小さくて聞き返されてしまう
・声が子どもっぽくて軽い
・落ち着いた声が出せない
等です。
その中でも「声が通らない」というお悩みが一番多いですね。
声が通らないことで、相手に伝わらない。
↓
自分では話したつもりなのに、聞いてもらえなかった。
↓
だから自信喪失
↓
悩む、話すの苦手〜
〜という、悪循環です。
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声の大きさと自信の関係
確かに、自分ではちゃんと話しているのに
相手には聞こえていなかったとはショックですよね。
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Y・ローズという心理学者が行った研究です。
それによると、
68デシベル以下の音量で話すと
「自信のない人」との印象を与えることがわかりました。
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これに対して、
76〜85デシベルの音量で話すと
「堂々としている人」との印象を与えるのだとか。
あなたの普段の声のボリュームはどれくらいでしょうか?
デシベル・・・ではなかなかわからないですね(笑)
声のボリューム【大、中、小】だったらどれくらいだと思われますか?
声が通らない原因〜声のボリューム認識
声が通らないとお悩みの方は、いくつか原因はありますが
「声のボリューム認識」によるケースも多いのです。
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大きく声を出したつもりでも
実は、声のボリュームが【小】や【中】レベルだった〜ということです。
例えば、クラシック音楽がお好きで、
物静かに話す特徴がある方にこうした傾向がみられます。
声のボリュームの認識が小さめにセットされているということです。
こういうタイプの方は、ご家族全員が
物静かに話されるケースが多いのです。
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ですから、一つの解決策としては
【大きな声を出す練習】をすればよいということです。
まずはご自分の声のボリューム認識を
【小】が最適と思っている方は【中】レベルに、
【中】で最大と思っている方は【大】レベルへ許容できるようにしましょう。
声を出す前に、耳の認識を拡大してあげましょう。
ご自身では「少し大きすぎるかな」と思う声のボリュームから
始めて、自信を持てるようにすると良いのですね!
これとは別に、もう一つの要因も考えられます。
話す時に、声の通り道を邪魔しないように?
それは、「舌が声の通り道を邪魔している可能性」です。
声を出す時に舌が引っ込んで、喉の奥を閉めてしまっていることが原因です。
もっとわかりやすく説明しましょう。
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「アー」と声を出した時、
舌が丸まっていたり、上に持ち上がったりしていないか?確認してみてください。
【舌は下の歯につけて、その状態を維持しながら声を出す】と、声の通り道を邪魔しません!
こうしたお悩みがある方はボイストレーニングで改善します。
あくびをする時のように「あ〜あ〜」と言ってみて下さい。
その時、のどは解放されて力が入っていないはずです。
その状態で、発声する練習をすると、のどに負担をかけず、
お腹から声が出るようになっていきます。
通る声を出すには「おー」と声を20秒伸ばす練習
具体的に、どうやって大きな声を出す練習をしたら良いのでしょうか?
お腹に手を当てて、腹式呼吸をしながら
「おー」と声を伸ばします。
これ、「長音(ちょうおん)」と言います。
最初は、弱々しい音かもしれませんが
たっぷり息を吸って、、吐くタイミングで「おー」と声を出すと、
少しずつ、力のある声が出るようになります。
「おー」が一番出しやすい音なので、まずは「おー」から始めましょう。
これができるようになってきたら、
20秒を25秒、30秒へと、声を出す時間を伸ばす練習をしてみてください。
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「おー」ができた!
または、
「飽きた(笑)」〜という方は、
「はーーーい!」でも、
自分がよく話す言葉の一部でも良いですよ!
まずは、
・声を出す
・ふわふわせず、しっかりとした音量の声を20秒間キープ
こんな練習から始めてください。
大きな声が出るようになると、
声を出すことに慣れていきます。
すると、さらに大きな声が出せるようになり、自信がついてきます。
声が通らないとお悩みの方でも、このやり方で少しずつ大きな声が出るようになっています。
ぜひお試しくださいね。
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