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プレゼン・社長挨拶で、惹きつける話し方のコツ

2024年5月27日

プレゼンや社長挨拶で「聞き手を惹きつけられたらいいのに・・・」〜とお悩みの方、多いですね。

そこで、この記事では、プレゼンや社長挨拶でなかなか聞き手を惹きつけられない、という方に、そのコツをお伝えしていきます。

<この記事を書いた人>スピーチコンサルタント阿部恵

プレゼンで惹きつけたい〜!

プレゼンや社長挨拶で、聞いている人を惹きつけられたら良いですよね!

「プレゼンや挨拶は一人喋りだからしんどい」と感じたことはありませんか?

私のところにいらっしゃる社長さんからも、よくこんなお悩みを聞きます。

しかし、簡単に部下やお客様を惹きつけ、人気を獲得する方法があります。

それは・・・「聞いている人に質問すること」です。

プレゼンや社長挨拶の冒頭でもよし。

途中でもよし。

聞いている人に何か質問を投げかけるのです。


一番簡単な質問は、「お分かりいただけましたかね?」

これだけでOKです。これだって、れっきとした質問ですよね。

プレゼンでは聞き手に質問をしてみる

アメリカの心理学者ロバート・マウラー氏は

「質問は脳を目覚めさせ、喜ばせる」と言っています。

人間は脳の性質として、そもそも質問されるのが大好きなのだそうです。

例えばプレゼン冒頭のアイスブレイクのところで、

______

・大リーグ、大谷翔平選手がホームラン打ったのをTVで昨日見た方は?

______

・雨の予報が出ていますが、傘をお持ちになりました?

______

こんな質問でも良いのです。


もちろんその日の講演やプレゼンの内容に関する

簡単な質問を用意してもOKです。

プレゼンの冒頭や途中で質問を入れることで、聞き手はあなたに注目してくれる。

つまり「惹きつける」ことができるのです。

質問することで聞き手も考えますから、

プレゼンへの参加意識を高める効果もあります。

一方通行になりがちなプレゼンを、双方向にする効果が「質問すること」にはあるのです。

・プレゼンへの参加意識を持たせることができる

・聞き手の関心を惹きつけることができる

こうして聞き手を味方につけることで、

双方が「もり上がっている!」ことを実感でき、プレゼンの満足度も上がります。

プレゼンに臨む際は、1〜2個で良いので、質問を用意してみてください。

この際、難しくて答えられない質問はダメですよ。

簡単な質問、これがオススメです!

散々な評価だった社長のプレゼン

「セミナー講師をしたら、受講者からのアンケートが散々だった」と、

ある経営者さんからご相談を受けました。

そのアンケートに書かれていたのは

・早すぎ

・難しすぎ

・わらりづらい

〜だそうです。結構辛辣ですね。


そこで臨んだレッスンで、

その社長さんにはその時と

同じプレゼンをしていただきました。

ふむふむ

辛辣な評価の理由は、2つありました。

1つは、パワポのシートが多すぎ!

内容詰め込みすぎ!ってこと。

もう1つは、専門用語つらつら。

一般人にはついていけないレベルの内容に

なっていたことでした。

プレゼンではパワポの分量削減

伝える情報量が多すぎると

初めて聞く人はあっぷあっぷしちゃいます。

これ、この社長さんに限ったことではなく

プレゼンをする方の多くが陥りやすいことです。

ある公認会計士さんの場合は、

パワーポイントのシートごとに「●時●分」って

終了時刻を書いていたんですね。

この気持ちは、私も心配性なので、よくわかります。

しかし、やりすぎてしまうと・・・・

=つめこみすぎ

=急ぎすぎ

となりますのでご注意ください。

90分〜2時間のセミナーで、あなたがお持ちの情報全てを理解してもらうのは無理です。

まずはご自身の中で、情報に優先順位をつけていただき、

大事な部分に的を絞って伝えることが、結果として「伝わる」ことになるんですね。

いま一度、パワポ内容を、つめこみすぎていないか確認してみてくださいね。

さて、準備は整いましたが、

いざ、挨拶、プレゼン本番となると

緊張する〜という経営者さんも多いですね。

社長だって、初めての場所&仕事は緊張する?!

初めての取引先での商談、

初めての案件でのプレゼン

初めての会場での挨拶、

初めての◯◯って、緊張しやすいですね。

アウェイをホームに

慣れた場所での仕事は「ホーム」空間ですが

初めての場所での仕事は「アウェイ」空間となり、

普段より緊張しやすくなります。

プロ野球でも、「敵チームの球場(=アウェィ)だとなかなか勝てない」

〜という例をいくつも見たことがあります。

これはホームか、アウェイかで、精神的な緊張度が変わるためです。

極端に思われるかもしれませんが、アウェィで仕事をする場合は

事前に下見をすることで、解消されます。

TV業界などでは「ロケハン」と言って、、必ずスタッフがロケ地へ下見に行きます。

当日のトラブル回避のためです。

クリニック経営のドクターの例

実は以前、「結婚式のスピーチが緊張する」と

私のところにいらしたクリニックの院長がいました。

何度練習しても口癖は

「緊張する」「怖い」「不安だ」だったので、

彼にも結婚式場の下見をお薦めしました。

その際、(事前に名乗ってアポをとった上で)

・披露宴会場の中を見せてもらう

・自分がどの位置で喋るのか確認

・トイレの位置を確認

これらをお伝えしました。

会場に事情を話した上で下見をしてもらったところ、

本番のスピーチは成功したとのこと。

緊張してスピーチ直前にトイレに駆け込んだそうですが、

「トイレから会場までの動線を把握していたので焦らず、話せた」そうです。

下見をすると、それは「一度見た光景」となるので

すでにアウェイではありません。安心するのですね。



アウェィ空間での仕事で緊張する時は、なるべくいつものホームと同じ状態を作って、安心材料を増やしましょう。

聞き手の属性をリサーチするだけでも、安心しますからね。

しっかり準備して、プレゼン・挨拶、惹きつけてくださいね。

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