経営者として話し上手になりたければまずは相手の話を聞きましょう
2018年11月29日
社長、ちゃんと相手の話を聞いていますか?
「うまく喋りたい」
「おもしろい話をできるようになりたい」
と、私のところにいらっしゃる経営者の中で
実は、「他人の話を聞いていない」
という方がいらっしゃいます。
それもまぁまぁ沢山(笑)
そこで今日は、
エグゼクティブだからこそ勘違いしないで~~!
という願いを込めて・・・
「経営者として話し上手になりたければ、
まずは相手の話を聞きましょう~」
というお話です。
一部上場企業社長Aさんのケース
「阿部さ~ん、ぼくね、
おもしろい話をしゃべれるようになりたいんだが、
なかなかウケないんだよねぇ。
どうしたらええかね?」
というご相談でした。
ふむふむ。
手広く事業を展開している社長さんですから
私も興味があり、
「どんな話し方をしているか」
注目して聞いてみました。
すると・・・
終始、会社の自慢話。
しかも延々と!
やれやれ(笑)
そこでいくつか私から質問をしたり、
これまでのクライアント様が
どのように上達されたかなどをご紹介していると・・・
なんと!
「まるで私の話を聞いていない!」のです。
しかも、つまらなそうな表情で、
目線も合わさず・・・。
「社長、本当に話し上手になりたいですか?」
「もちろん!だから阿部さんにお願いしとるんだ!」
「では、聞くことから始めましょうね」
「・・・・・????」
でした(笑)
「話す」ことは「聞く」こと
「話が苦手で・・・」
「話し方に自信がない」
という方の多くが
「どうやって自分は話したらいいのか?」と、
自分が「話す」ことのみに
とらわれているケースが多いのですね。
でも話し上手の人をよ~く観察していると
相手の話をしっかりと聞いているんですね。
相手の話した内容を
自分の話に引用したり、
何らかのヒントを得て、
自分の話に活かすので
その場にいる誰もが共有できる。
そして、
話した相手も嬉しくなっちゃう話が
できるのです。
・・・・・・・・・・・・・・
例えば、
【ある経営者の会合での挨拶】
Aさん:
「横浜に住んでいる千葉と申します。建築業を営んでいます」
Bさん:
「浦安に住んでいる山本です。生コン会社を経営しています。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、2番手として自己紹介したBさん。
自己紹介としては何ら問題ないのですが、
ちょっともったいないと思いませんか?
だって、
Aさんの言葉にはヒントがいくつも隠されているからです。
そのヒントとは・・・。
- 「千葉」さん、
- 「建築業」です。
これらをうまくアレンジすると
例えばこんな感じになるでしょうか。
Bさん:
「私の名前は、千葉・・・・・ではなく(笑)、
「千葉県」に住んでいる山本と申します。
私は建築に欠かせない生コンクリートの会社を経営しています。
千葉さんとはご縁がありますね」
などと言えば、自己紹介も簡単で、
より印象に残ります。
前の人(=Aさん)の話を聞いていたからこそ、
アレンジできる話です。
話し上手というのは、
他人の話をちゃんと聞いているのですね。
さぁて、社長!
ちゃんとお客様や部下の話、聞いていますか?
今晩の会合挨拶から
まず挑戦してみて下さいね。
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