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選挙演説には「サウンドバイト」技

2018年1月9日

おもしろいスピーチのやり方について、ご紹介しましょう。

その名も・・・「サウンドバイト技法」です。 選挙演説にどんな効果があるのか、事例を見て思い出してくださいね。

記憶に残る一言が議員のイメージを左右する

サウンドバイトとは、長い演説やインタビューの中からメディア側がキーワードとなるフレーズを厳選して選んだものを言います。

 

有名なサウンドバイトといえばこちら。

オバマ大統領の「Yes, we can!」は、大統領になる直前、シカゴでのスピーチの中で話したフレーズです。

何度も繰り返し「Yes, we can」と語り、それをメディアが繰り返し放送したことで流行語になりましたよね?

 

同じように、日本では、小泉純一郎元総理の「自民党をぶっ壊す」「感動した!」(←相撲の優勝コメントで) もメディアが繰り返し取り上げました。

短くても端的に意味を伝えるフレーズは、聞き手にとっても印象に残りやすいという効果があるのです。 であれば、最初から短いフレーズで話すよう心がけた方が印象に残りやすいってことですよね。

 

ただし、このサウンドバイトには落とし穴もあって・・・・

先の総選挙で希望の党が失速したのは、小池百合子氏の「排除します」発言だ! とする専門家も多かったですね。

小池さんは、実は、記者からの「~排除するんですか?」との問いかけに呼応する形で 「はい、排除します」と答えただけであって、本来自ら発した言葉ではなかったのです。

 

しかし、メディアはその前段のやりとりは、すべてカットして小池さんのそのフレーズだけを切り取った・・・。

相手がどの部分を切り取るか? 確かに難しいところです。 でも、こんな落とし穴にさえ注意しながら使えば この「サウンドバイト」技法は、選挙演説で活用できるはずですよ!

 

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