ツボを押さえた話し方〜例え方活用
2020年4月6日
要領を得ない話し方
みなさんは国会中継をTVでご覧になったことは
あるでしょうか?
国会議員独特の
長くてわかりづらい質問や答弁が見受けられます。
先日、某企業の社長とお話した時に
こんなことをつぶやかれていました。
「今日の会議はだらだらと要領を得ない発言が多くて、時間ばかりかかった。
まるで“国会討論”のようだったよ(笑)」
〜と。
そう、
このだらだらと要領を得ない話し方を
巷では「国会討論のよう」と例えるのです。
うまい例え方ですね!
(失礼!)
しかし、この例えで
その場にいた全員が爆笑したのだから
「通じている」ということです(笑)
誰もがわかる何かに例えてみよう
私はよくスピーチ指導の時に長い説明をする方には
「例えば、こんな風に例えてみたら?」
〜と、わかりやく例えることをオススメしています。
例えば、TVの料理番組のいわゆる「食レポ」
(食べた後に一言レポート)で、
・・・・
× 「あ〜、美味しい〜」
〜では視聴者にはどんな味かわかりません。
・・・・
では、それを何かの味に例えてみるとどうなるでしょう?
・・・・
◯ 「あ〜、うなぎの蒲焼きのような甘辛味ですね〜」
と言えば、うなぎを食べたことがある方なら
すぐにその味を想像できますね!
・・・・
このようについ長くなりやすい状況説明も
「例え」を活用することであなたの頭の中にある状況や
「絵」を相手に見せることができるのです。
つい議員の方というのは沢山話したくなるものですが、
例え話を上手に引用して
誰もが理解しやすい演説をして下さいね。
Mark Twainの言葉
冒頭にご紹介した社長さんが
最後に教えてくださった言葉を披露させていただきます。
「トムソーヤの冒険」の作者であるMark Twainの言葉です。
“I didn’t have time to write a short letter,
so I wrote a long one instead.”
直訳すると、
「私は短い手紙を書く時間がなかった。だから代わりに長い手紙を書いた」
となりますが、
「短くてもツボを押さえた文章の方がいい」って解釈できますね。
この ”a short letter”(短い文章)を「短いコメント」に置き換えても
同じことが言えるのではないでしょうか。
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