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アリストテレス曰く、話し方にも『信頼が大事』

2022年2月15日

TV中継では人柄も映し出される

 

国会中継の様子をTVを観ていた時のこと。

 

ある議員の質問がなんともいやらしい、というか。
「いや〜な」気持ちになりました。

 

すると、
同じTV中継を観ていた国会議員政策秘書時代の
友人たちから次々にラインが入り、

「性格悪いのがTVにもろに出ているね」と異口同音のメッセージ。
みんな同じように感じたのでした。

 

私が見ていた予算委員会では「片道方式」と言って、

議員の持ち時間に大臣などの答弁時間を含みません。

 

だから、
「どうなんですか?」と、一言だけ言い放って
わずか2秒くらいで着席する議員もいます。

 

すると、
その議員の持ち時間が仮に30分だったとしても
2秒ずつしか減りませんから
実際には3時間くらいかかったりするんですね。

 

私がたまたまTVで観た方は
官僚に指示して議事録を読ませていました(苦笑)

 

「TVは人柄をも映し出す」ということを
議員・政治家は忘れないようにしていただきたいなーと思ったのです。

 

アリストテレスが唱えた説得力とは

古代ギリシャの哲学者アリストテレスは
説得力の構成要素には3つの要素が重要と述べていました。

 

「信頼(エトス)」
「論理(ロゴス)」
「情熱(パトス)」
の3つです。

 

この3つが揃うと、「人を動かし説得させる」
ことができるということですね。

 

これまでこのブログでは、
話し方の「論理(ロゴス)」や
「情熱(パトス)」のあり方についてお伝えすることが多かったのですが、

 

国会中継をみて
一番上の「信頼(エトス)」の部分がいかに大切か

ということを伝えたくなったのです。

 

 

「信頼(エトス)」が大事

 

「この人の言うことなら信用できる!」

こう思ってもらえなかったら有権者の支持は得られません。

これまでの数多くの演説指導経験から
こうした「信頼(エトス)」が
足りない方に限って「論理(ロゴス)」で大武装したりします。

 

 

アリストテレスが唱えた「説得力の3要素」

「信頼(エトス)」
「論理(ロゴス)」
「情熱(パトス)」

 

 

議員をめざすのであれば
まずは「信頼(エトス)」を得られるよう工夫してくださいね。

 

 

 

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スピーチコンサルタント阿部恵

 

>>>阿部恵プロフィール・実績

 

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