ブツ切り演説はだめだめ~!
2018年11月2日
ブツ切り演説は伝わらない
自治体議員の演説を聞きました。
この議員、立候補直後は
まだまだ演説ができなかったようで
「おはようございます」
「いってらっしゃいませ」
しか言いませんでした。
でも、当選1期目もそろそろ
終盤にさしかかってきた最近は、
議会での様子を話すようになり
「成長している~!」と
嬉しくなりました。
ところが、この議員、
ちょっと「ブツ切り演説」の癖があるのです。
「必ず、起きる、災害に、備えて、
私たちは、準備を、怠らない様に、・・・」
ってな具合です。
ゆっくり話すと聴衆は理解しやすいので
その点はOKなのですが・・・。
これだけブツ切りだと、
どこが重要なポイントで
どのメッセージを一番伝えたいのかが
わからなくなってしまうのですね。
ですから、
演説は
【意味のかたまりを意識して区切る】
ようにすることをオススメします!
演説はセンテンス後半にも注意!
さて、議員の演説は長い方が多く、
「一文は短くしましょう!」とこれまでも
お伝えしてきました。
実は、この「一文は短くしましょう」には
もう一つの効果があるのです。
一文が長いと、
センテンスの後半で息が続かなくなり、
だんだん声が小さくなってしまうから
なのです。
音楽で言うと、
【 > 】 ←こんなマーク。
デクレッシェンド(だんだん弱く)
になってしまうのですね。
声がだんだん弱くなっていくと
聞いている人(=有権者)には伝わりにくくなります
から
デクレッシェンド(だんだん弱く)にならない様に
一文を短くすると良いのです。
さぁ、ブツ切りクセのある方は
①意味をよ~く考えて息継ぎを。
そして
②センテンス後半まで
しっかり息が続くように
呼吸を整えましょう。
明日の駅頭演説で
ぜひお試しくださいね。
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