パブリックスピーキングの重要性
2023年4月2日
パブリックスピーキングって?
パブリックスピーキングという言葉を聞いたことがありますか?
日本語に訳すとその名の通り「人前で話すこと」を意味します。
日本ではあまり聞き慣れないかもしれませんが、アメリカでは当たり前のように、
幼稚園、小学校の頃から授業の中でパブリックスピーキングを取り入れています。
なぜなら、パブリックスピーキングは将来仕事で必ず必要となるスキルであり、
このパブリックスピーキングができるか否かで、仕事の成功に大きく関係すると言われているからです。
その中でも、「声」や「話し方」は、パブリックスピーキングの成功に大きく関係しています。
ここでは、声や話し方がパブリックスピーキングに与える影響について、そのコツや方法を紹介していきます。
声や話し方がパブリックスピーキングに与える影響について
パブリックスピーキングにおいて、声や話し方が重要な役割を果たします。
良い声や話し方は、聴衆の興味を引きつけ、情報を伝えやすくしてくれます。
しかし、悪い声や話し方は、聴衆を飽きさせ、情報を伝えづらくしてしまうからです。
では、まず「声」についてお伝えしましょう。
声について
良い声を出すコツはいくつかあります。
まず、呼吸を深くすることが重要です。深呼吸をすることで、声の質が向上します。
よく「お腹から声を出す」と言いますが「腹式発声」をすることで、
しっかりと安定的な声が出るのですね。
「話している途中で声が枯れてしまう」という方は、この腹式発声ができていないケースが多いのです。
特に、長時間の講義や講演をされる方は腹式発声ができていないと大変です。
(↑↑ 演説をテーマとしていますが、腹式発声について解説しているblogです。ご参考まで)
また、パブリックスピーキングでは声を大きくすることも大事です。
なぜなら、大きな声を出すことで聴衆の注意を引きやすくなるからです。
あなたの尊敬する上司で、ボソボソと小さい声で話す人はいますか?
「話がうまいな」「かっこいいな」と憧れるような上司は、声もしっかり通るはずです。
さらに、声を聞き取りやすくするためには、ゆっくりと話すことも必要です。
パブリックスピーキングでは「間」の取り方も大事な要素の一つです。
早口で話すと、聴衆に理解されにくくなりますからご注意ください。
また、声のトーンを変えることも有効です。
第一声はやや高く。
そして、落ち着いて伝えたい箇所では、やや低めのトーンで伝える。
声のトーンが単調だと聞いている人は飽きてしまいますので、
話の重要度に応じて変化させると、聴衆の興味を引きつけることができます。
(↑↑ 選挙演説をテーマとしていますが、相手が聞き取りやすく心地よいと感じる音について解説しているblogですので、ご興味があればお読みください。)
話し方について
次に、話し方についてです。話し方は人によって様々な癖があります。
あなたにはこんな癖、ないでしょうか?
・「えー」「あのー」がしょっちゅう出てしまう
・目線が上を向く
・まばたきが多い
・不必要なところでポーズを取ってしまう
・言葉を飲み込んでしまう
また、営業パーソンのように話し慣れている人や、
自分では「話せている」と思っている優秀なキャリアの方に多いのが・・・
「〜なんですけれども、〜でして、〜ですが」
〜と一文が長くなる癖です。これはダメですからね〜!
パブリックスピーキングにおいては、こうした癖はネガティブな影響を与えてしまいますので要注意です。
これらの癖を改善するためには、まずは、自分の癖を自覚し、
そして、実際に声を出すトレーニングを継続していくことが大事です。
これまでたくさんの経営者、議員にトレーニングをしてきましたが、
トップ層ほど、このパブリックスピーキングの重要性を認識していらっしゃいます。
「伝えた」つもりが実際には「伝わっていなかった」では残念ですよね。
あなたも声と話し方の癖を改善して、パブリックスピーキング力を向上させてくださいね。
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