演説で惹き付けるには「間」が大切!
2018年10月15日
うまく喋っているつもりなのに伝わらない?
演説やスピーチが上達してくると
陥りやすいのが
「ペラペラ喋れるけどうまく伝わらな~い」
という現象です。
こんな時には「間」を活用すると
効果的です。
ある新人議員の場合
先日、ある団体の会合に参加したら、
議員紹介がありました。
順番に登壇して挨拶をするのですが・・・
ベテラン議員はさすがの落ち着き!
信頼感のある佇まいと挨拶でした。
ところが、
最後に登壇した新人議員の挨拶が
何やら落ち着きがない!のです。
「あれれ・・・この差は何だろう?」と
よ~く観察してみたら・・・
その差は、
「待つこと」、
つまり
「間」を取れるかどうかの違いでした。
会合での挨拶とはだいたいこのような流れですよね?
【司会者から名前を呼ばれ⇒登壇⇒
会場から拍手⇒(あなたの)挨拶】
さて、新人議員さん、
元気に登壇したところまではよかったのですが・・・
拍手が鳴りやむ前に
挨拶を始めてしまったのですね。
拍手の音と挨拶とが重なり、
せっかくの話も冒頭部分は
まるで聞こえなかったのです。
一方、ベテラン議員の方は、
この拍手が鳴りやむのを待ってから
話し始めていました。
新人議員は「待つ」ことが怖くて、
つい喋り始めてしまったのでしょう。
実は、この「間」を取れるかどうかが、
客席(=聴衆)を惹きつける
カギでもあるのです。
挨拶の時の「間」
実は、私も新人女子アナ時代、
この「間」を取ることが怖くて
早口でペラペラ
喋っていたことがあります。
一緒にMCを務めるタレントさんと
「うまく掛け合いをしたいなぁ~」
なんて思いながらも、その実、
自分が次に何をしゃべるかで頭がいっぱい。
まるで余裕がなかったのです。
この新人議員さんをみていたら
かつての自分を見ているようでした。
演説、スピーチというと、
「立て板に水のように
よどみなく喋れるようになりたい」
~と思う方も
いらっしゃるかもしれませんが、
「立て板に水」ってのは、
文章ならば句読点のない文章のようなもの。
印象に残りにくのです。
良い演説、スピーチには「間」が大切!
はい、これが本日のポイントです。
では、具体的に
どのように「間」を取ったらよいのか
については次回のブログで
お伝えしましょう。
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